あやのLA Diary
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2004年12月28日(火) Vegasでとほほギグ(こんな事もあるんです。)その1

いやはや、このギグの事を話すと長くなるんだけど、笑っちゃうくらいとほほだったので、書いちゃおう!

このギグは,R&BVocalistのR Kellyという人が、最近発掘してプロデュースしたシカゴ出身のアーティスト(う。。名前忘れた。もう忘れたいと思ってたら、本当に忘れちった。)の為のギグで、このアーティストは若手だけど歌唱力に優れた良いボーカリストだそうです。(リハーサルまで知らなかったんだけどね。)

アーティストのレコード会社の人が、たまたまB.B.Kingでやっていた私達2nd Natureのバンドを見てとても気に入って、彼のバックバンドにと依頼して来たそーです。
そこで、彼の初めてのギグがLas Vegasで行われる事になり、その為のリハーサルは一日前という事になりました。その時点で既に問題あり。
アーティストは、3曲歌う事になっていたのに、準備がなにも出来てない。
歌う曲のFileが送られては来ない。チャートも出来てない。スケジュールは出来てない、ここでもうモイエスは半分あきれて、行かないとか言い出してて。
結局バンドメンバーがMP3をダウンロードしたものを送ってくれ、一応リハには間に合ったものの、肝心のオリジナルは最後まで受け取る事はなかった。。
で、リハーサル。私は全く知らなかったんだけど、アーティストはMD(音楽監督ね。)を連れて来ていて、そいつはキーボーディストなんだけど、アーティストが歌う3曲だけ、そいつが総指揮をするんだそうで、リハーサルもそいつが仕切ったんだけど,まあ態度が悪い!
私達のボーカリストがバックグランドボーカルをする事になったんだけど、ハーモニーが出来てないと怒鳴るわ、えばるわ。この時点で私のやる気ゼロになりました。なんだこいつ。。。

でもって、ボーカルだけに焦点を絞ったもんだから、こっち側のリハが全く進まない。私達はただぼーぜんと、ボーカルの合わせを見ているだけしか出来なくて。
そして、私達バンド側の合わせも、ベーシストがフォームを間違えており、またいい加減にしろとか怒る。怒られるから、あせっちゃって可哀想にまたフォームをミスする。。でも、実際は悪いのはあっち。Fileを前持って送ってくれなかったから、こっちが練習出来なかったんだし。
それも別に音楽が良く分かった人ではないからもっと腹立たしい。耳が特に良い訳じゃない。
あー、気分のわりーやつ。
リハが終わる頃には、私とモイエスは、ぐれてちゃってました。(ぐれるっていうかさ。。”やってらんねーや、ばーろー”って感じだね。)これは明日のギグ本番どーなっちまうんだろうね。

で、本当はバンドメンバーは、次の日の朝5時に、アーティスト側が用意したバンに乗ってべガスに向かう予定でしたが、この状態の中に一緒にいたくないし、前準備が本当に良くない環境だったので、問題が沢山起こるに違いないと、私とモイエスは彼の運転で、自分達でべガスに向かう事にしました。
それだったら、自分達の責任で行けるしね。ギグにさえ間に合えば良いんだし。サウンドチェックは2時から。それだったら、LAを8時に出れば、充分間に合う。5時に出発したら10時前には着いちゃうじゃん。




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