山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2013年11月06日(水) 《私は怖い「グリム童話」》


《私は怖い「グリム童話」》

 Amazonで「グリム童話」をdownloadしました。作者はグリム兄弟(Brüder Grimm)です。全部で11編収録されています。初版が昭和24年のためか古めかしい表現があります。かえってそういうところも魅力的です。始めの3編を読んでみました。
 1.赤ずきんちゃん
 2.おおかみと七ひきのこどもやぎ
  (「こやぎ」でなく「こどもやぎ」)
 3.白雪姫
の3編です。この後に
 4.ブレーメンの町楽隊
   (「音楽隊」でなく「町楽隊」)
 5.ヘンゼルとグレーテル
と続きます。古い感じのタイトルもいいですね!

 最近は「本当は怖いグリム童話」とか、白雪姫をパロディ映画化した「スノー・ホワイト」や「白雪姫と鏡の女王」(ジュリア・ロバーツが鏡の女王役)とか、いろんな童話をマゼコゼにしたドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」などが出ており、これにも白雪姫が登場します。

 そもそも白雪姫は、7人の小人たちに注意されたのに毒リンゴを食べて死んでしまいますが、突如現れた王子様のキスで生き返り、連れ帰った王子様と結婚して幸せになるというお話です。白雪姫は鏡の女王に何度も殺されかけ、三度目には本当に殺されてしまいます。しかし最後には女王は復讐を受け反対に殺されてしまいます。
(因みに本訳では、白雪姫は王子様のキスで覚醒するのではなく、姫の棺を担いだ家来がけつまづいて揺れた拍子に、白雪姫の喉から毒リンゴの欠片が飛び出し目覚めるのです。当時はまだ子どもたちにキスや接吻という言葉は御法度だったのかも)

 「赤ずきんちゃん」や「七ひきのこどもやぎ」でもおおかみたちは腹を切り裂かれ殺されてしまうのです。そこには温情なんかありません。殺したり殺されたり、やはりグリム童話は怖いです(^_^;)


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