山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2013年11月09日(土) 《「ルンペルシュチルツヒェン」て何のこと?》


《「ルンペルシュチルツヒェン」て何のこと?》
 『RUMPELSTILZCHEN』

 AmazonでDLした「グリム童話」は、
「赤ずきんちゃん」に始まり
「おおかみと七ひきのこどもやぎ」
「白雪姫」
「ブレーメンの町楽隊」
「ヘンゼルとグレーテル」
「かえるの王さま」
「杜松の樹」
「星の銀貨」
「ラプンツェル」
「ルンペルシュチルツヒェン」
「六羽の白鳥」
と収録されています。「赤ずきんちゃん」から「ヘンゼルとグレーテル」まではほとんど分かりますが、それ以降はあまり良く知らない物語でした。特に「ルンペルシュチルツヒェン」は人の名前がタイトルになっていますが、現在BSで放送中の「ワンス・アポン・ア・タイム」にも登場するので何ものなのか気になっていました。でもこれで分かったのでスッキリしました(^^)/

 2012年が古事記編纂1300年とされ(筆者は異論あり)、2013年の今年は伊勢神宮と出雲大社が式年遷宮の年ということで、報道も多いし出版も多彩だ。改めて古事記を読み直そうというのは自然な流れだ。

 いつもながらこの「100分de名著」シリーズは気に入っている。テキストと共に4回の放送であらゆる名著を分析・解説してくれる。テキストの他に映像が理解を助けてくれる。特に今回のような古典は尚更だ。原文は簡単には読めないものだし、それぞれの専門書に任せれば良い。

 古事記はいわゆる歴史書ではない。神話など物語のなのだそうだ。時の政権の正統性を示すための書ではない。なぜなら勝者側からの話のみではなく、敗者側から見た物語があるのだという。そういう意味での日本書紀との比較も面白かった。


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