振り返ってみれば、今年は色々と忙しい年であった。 良いこともあり、悪いこともあり。 楽しかったこともあり、悲しかったこともあり。
そもそも生きるというのはそういうことなのだろうが。
年が明けてすぐに、友を亡くした。 新年会で会う約束までしていたものだから、とても驚いた。
そう言えば、今年は何人か送っている。 自分もそういうトシになったということなのだろう。
慌ただしくしているうちに、自分の体に変調を来たしていることが分かった。 思えば今年はそのせいで、職場と家以外、ほとんど出掛けられていない。 これまであちこち出歩いていたのが嘘のような変わりようである。
人は昔より寿命が延びた分、厄年の回数も増えているはずだと、私は思う。 恐らく、今年は私にとって前厄か本厄に当たる年だったはずである。 寿命に合わせて数えれば、きっとそういう計算になるはずである。 しつこく「はずである」と言いたいほどの年であった。
医者によると、私が今抱えている病気は1年半〜2年ほどの 治療期間らしいので、あと1年ほどは覚悟しないといけない。
らしい。
薬の副作用は殆ど感じなくなっているので、 今年が本厄であったのなら、来年はラクである。 そうに決まっている。
今年が前厄であった時のことなど想像したくはない。 今年が本厄であったに決まっている。 そうに決まっている。
信じるから、前へ進める。 来年は楽しいに決まっている。
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