おととい・昨日に続いて、 今朝もぼーっとしていられなかった。
書くと長くややこしくなるので省くけど、 あの人は、 いつもの快速のいつもより2両前に 途中の駅で乗り換えてきた。 いつもと違う動きを察知していた私は すでにその快速のその車両で“待ち伏せ”していた。
でも、乗るドアまでは予測できなくて 満員の車内では見えなかった。 ま、そのほうが良かったかも。 違う車両にまで出没したら ちょっと気味悪がられそうだもんね。
あの人よりもあとから降りて 20mぐらいうしろからついて行った。
C線のホームで乗り換えの電車の列に並んだあの人が、 いつものクセで上って来た階段のほうを振り返るかも。 そう思った私は (顔はうろ覚えでもかごは覚えてるだろうと思って) かごバッグが目立つように右腕にかけて あいた右手で左手の指をこすりながら (会社に新型インフルエンザ対策として配備されている 消毒液のせいで手が荒れて痛いっ。) ちょうどあの人の視線の先に位置しそうなところを歩く。
案の定、あの人はこっちのほうを向いた。 その目には、多分 ちょっと淋しそうに視線を落として歩く私が 映っていた・・・はずっ。
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