しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2009年05月16日(土)  それぞれの堆積物。

あっちこっちの
歯車が噛み合わないような
あれもこれも
見事にタイミングがずれまくったような
ここ数日。
と思っていたら
実は数か月だった。

信じて任せていた人に
軽く扱われていたことが
ショックだった。

投げたまま
返って来ないボール。

信じて待つべきなんだろうか?
催促したほうがいいんだろうか?

こういう何もかもがちぐはくで
思うように進まない時のことも
「赤信号」って言うのかな、お母さん。

「青に変わるまで
 ゆったり待ちましょ」

ときどき、
赤でも無理に渡ったほうがいいんじゃないか?
と思ってしまうことがある。

爽やかなはずの五月晴れの空が
底なしの淵のように見えた。


そんな週末に、
悲しい話を聞いた。

今は
こうやって人に話せるぐらい
大丈夫になったから。
彼女はそう言った。

でも悲しい気持ちは消えないよね。

透明な水の下には
重い堆積物が
ずっと沈んだままなんだろうね。

それでも
強く優しく生きている。
ううん。
だから
強く優しく生きている。

私は
気持ちが荒まないように気をつけよう。
彼女を見習って。
ちょっと難しいときもあるけど。

彼女にはできないことが
私にはできる。
彼女の分も
私がすればいい。
できることに感謝しよう。


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