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■ 創作夜話
「マミゴンが文章を書くときって、どういうふうに書き始めるの?」 ncカイノショウさんが、不意に、そう訊いてきた。
ちょっとしたご縁があって、音楽方面の活動家であるkosechさんの作品に、 文筆方面で参加させていただくことになった。そのきっかけを作ってくれたのは、 人の特質を見抜く臭覚にかけて人一倍敏感な、凄腕プロデューサーのカイノ ショウ氏である。kosech氏からCDが送られてきて以来、私の日常には、彼の 音楽がじゅわじゅわ浸透してしまった。人生、何が起こるかわからない。
「ソレ、当てましょうか? ふふ〜ん♪って、しばらくは全然関係ない ことをしていて、突然、ばばばっと書き始めるんでしょ? 」
kosech氏がそう云って、にやりと笑う。ビンゴだ。まさしく、その通りである。 「僕が音楽作るときも、そんな感じですよ。突然、イメージが沸くんです」 そう、そうなのだ。もちろん、うんうん唸り、パソコンの前で固まってしまう こともある。でも、大概の場合、ソレは突然やってくる。意識の底に沈んでいた 沈殿物が、何かの拍子に急浮上してくるかんじ。降って来る、という表現の 方が正しいかもしれない。後は、そのイメージに近づける作業のみである。
「じゃ、さ。今デジカメ持っているよね?この辺りを適当に撮って、 後で送ってみてくれないかな?」 まったく、これは何のテストなのかな?と苦笑しながら、鞄からデジカメを 取り出して、適当にシャッターを切る。ろくずっぽファインダーも覗かずに。
打ち合わせも、四方山話も終わり、さて、お開きにしまよう、というときに、 「マミゴンは『日常の冒険者』なんだよね」と、不意打ちのような言葉を差し 込まれた。ははは。その答えはおそらく、「イエス、アイ アム」なのだろう。
カイノショウ氏に送ったテスト画像は↑じゃありません(ムフフ)。 場所はいつもの「秘密結社カフェ(=A.B.Cafe@吉祥寺)」で。 今回の件の詳細に関しては、時期が来たらお知らせしますね。お楽しみに。
2004年02月25日(水)
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