朝食はホテルで。 客室の様子、接客態度のよさから、 かなり期待して行ったのだが、 残念ながらコーヒー用のミルクが悪くなっていた。
予定より少し早めに出て、 ミハイル公通りのカフェで仕切りなおし。 がっつり濃い目のエスプレッソが目を覚ましてくれた。
それにしても、セルビアはトルココーヒー圏だと思っていたが、 案外イタリア式を出すところも多かった。 時代のせいかしら。 喫茶店をやっている両親へのお土産に、と目論んでいた トルココーヒーセットも見当たらず、ちょっと残念。 やっぱりボスニアまで行かなきゃだめなのかな… (素直にトルコに行けという話)
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ベオグラードに赴任している、 夫の先輩にご挨拶するべく、 1時間ほど歩いてその職場へ。 橋の向こうは新市街になっており、 背の高いオフィスビルや団地が立ち並んでいる。 同じようなスタイルの建物の林の中で見事に迷い、 先方に電話で泣きついてナビをもらい、 やっとのことで到着。 昼食をご一緒して、お互いの国について色々とお話した。
帰りもまた徒歩で橋をわたり、 何か買い物でもしてやろうと、 ミハイル公通りを北端からせめる。
が、いわゆる「お土産の店」がほとんど無く、 またもやコーヒーを飲んだだけで退散した。 思うに、観光産業はまだこれからという段階にあるのかも。
「モンテネグロが独立して海がなくなっちゃいましたし、 観光資源と言っても何があるのかなあ…」
とは夫の先輩の言葉。 ちょっと悲しい響きがあった。
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夕食時、折悪しく土砂降りの雨。 歩いてすぐのマ○ドでお持ち帰り。 昨日買っておいた缶ビールと一緒にもぐもぐやっていたら、 夫から電話があった。
「今日はTさんちで夕食だったの〜。それがもうおいしくt」
切ってやった。
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