長いお別れ
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2007年12月17日(月)

私は両親に大切に育ててもらえなかった。
だから子供は産まないと決めている。自分が何をするかわからないからだ。
自分の遺伝子を残す気もない。自分があまり好きじゃないからだ。
最近、去年から今年にかけて知り合って仲良くしていただいている人達のおかげでほんの少し自分を好きになれるかもしれない。無意味な存在じゃないと思えるかもしれないと考えている。
メールを交換している人達と電話で話すようになって声に出して「大切だ」と言われ始めて自分は少なくとも今は大切にされていると実感できた。
これは大きな変化だった。今年一番の出来事だろう。私の中に私を大切に思う気持ちが沸いてきたのだから。
どうでもいいや。坂道転がったままどっかの壁にぶつかって死ねばいいさと思っていたのが少し変わった。
せめて前を向いていようと思えるようになった。転がり続ける事をなんとかして止めようと思い始めた。
まだ具体的な案は何一つないけど心意気だけでも前を向いていようと思う。
毎日が「死にたい消えたい」という衝動との闘いだ。誰もが無意識のうちにそういう闘いをしているのかもしれない。
自分だけじゃない。心の中見えない所で繋がっている人々を思う。ただ守りたいと思う。


志乃 |MAIL

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