長いお別れ
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なんとなくもうどうでもいいやって気になってベランダに立ってみた。 雨が降っていてとても寒いのに飛び下りる事だけ考えていた。 でも小心者で臆病な私は身を乗り出す事も出来なかった。 それにあんまり惨めだと思った。こんな雨の中死んでしまう事が。 前回こんな衝動と毎日闘ってるんですと先生に言ったけれど「ふうん」で終わった。 きっと私が死んでも「ふうん」なんだろうな。 そう思うとますます惨めでシャワーを浴びながら泣いた。 声をあげて泣いた。もう嫌だって叫びながら泣いた。 だけど私は幼い子供ではない。自分で自分を助けなきゃいけない。 シャワーからあがっていつもより丁寧に髪を乾かした。 こんなに情緒不安定になるのは歳のせいなんだろうか。 趣味のサイトも閑古鳥が鳴いてる。何を更新してもなんの反応もない。 それでも人が来た痕跡は残ってる。何を期待してきてるのかな。 もう自分で自分を鼓舞するのも疲れてきたよ。 透けて見えるのかもね中身の詰まってないからっぽの心が。 もう死のうという気持ちは消えた。今日の所は。 明日の事は明日になってみないとわからない。どうか元気な気持ちになっていますように。
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