「今ならきっと照れないで　歌える　歌える　歌える　I love you」
という『and I love you』の歌詞がすべてを物語っているみたい。

シンプルな、そして、初々しくもこっぱずかしいこのタイトルロゴも、まっすぐなメロディも、素朴な編曲も、このタイミングのミスチルだからできるものなんだろうな。

結果として、花まる大満足の一枚になりました。
いつも私の車の中はミスチルの曲ばっかり際限なく繰り返されているんですが、このアルバムも当分かかりっぱなしになること請け合いです。

そして、一日を終えて布団に入るときにはこのアルバムを流そう。
本のページを開けば、このアルバムが終わるころ、私は静かに眠りに落ちるだろう。

「上手に仕舞ったものが「飛び出したい」と疼いている
　痛い記憶を最後に寝たふりしていたくせに
　柄でもないけど　会えるとうれしいよ　悩んだ末に思いを飲み込む日々
　ほろ苦いキャンディーがまだ胸のポケットにあった　気づかせたのは君
　多くのことを求め過ぎて　出来るだけ側に居たくて　
そんなことしてる間に息が詰まる
大抵人はこんな感じで大事なもんを失うんだろう
そして懲りもせず　君を欲しがってる」〜CANDY〜