人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
MAIL
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2008年12月10日(水) ■ |
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年下の「彼」 |
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私の移動が正式に決まって、 私はついに「 I さん」のいる営業所に行った。
『話しずらいなぁ・・・。』
って、最初の頃は思ってた。 自信がある感じで、なんでもはっきり言うし。 正直、ムカッとする事もあったし。
見た目は良いし、仕事は出来るし、 そりゃ自分に自信があるんだろうなって、 いつも遠くに感じていた。
おまけに、仕事の用事で、「 I さん」と、 他の営業所に行くと、いつも女性社員に囲まれてて、 知り合い多いのね・・・、つーか、女に不自由してないんだねぇ・・・。 って、やっぱり遠巻きに見てた。
「 I さん」はもともと東京の営業所にいた人で、 だから、いかにも都会の人って感じ。クールでドライ。 私は、地元も、大学のあった所も、今いる所も、 ずっと田舎。 私のちょっと田舎者っぽいトロイペースが、 イライラするんだろうなって、思ってた。
でも、別に良いやって思ってた。 私は、一ヵ月後にその営業所から、 取引先の会社に出向する事が決まっていたから。
その営業所にいるのは、少しの間で、単なるつなぎ。 一ヶ月我慢していればいいんだ。
その営業所には私より2コ上の、ほんわりした感じの、 優しそうな男性社員「Yさん」がいるんだけど、 その人とは、歳が近いせいもあって、なんとなく仲良くなった。
んで、ある日、「Yさん」と帰りが一緒になって、 駅まで歩きながらいろいろ話した。
Yさん 「もううちの職場に慣れた?」 私 「えぇ・・・、まぁ。でも『 I さん』には、注意されてばっかりですけどねぇ。」 Yさん 「まぁ、『 I さん』はしっかりしてるからねぇ。 そうそう、『 I さん』て、いくつだと思う?」 私 「私より年上ですよね?30前半くらいですか? 『Yさん』と同じくらいですよね?」
私がそう言うと「Yさん」は爆笑した。
私 「どうしたんですか?」 Yさん 「それ聞いたら『 I さん』ショック受けるよ。『 I さん』は オレよりずっと年下だよ。翼さんよりもね。」 私 「えぇぇぇぇ〜〜〜!!??」
なんと、「 I さん」は、まだ20代半ば、私よりも、3つも年下だったんだ。
私 「私って、3つも年下の人に日々ダメだしされてるんだ・・・。 ショック・・・。」 Yさん 「まぁ、オレだって同じようなもんだよ。」
この時、正直ムカついた。 何にって、「お前、年下だったのかよ!?」って。 「偉そうな事ばっかり言いやがって!」って。 「明日からは、こっちも強気でいってやる!」
・・・。私、単純です。
まぁ、年下だろうが、年上だろうが、上司は上司だけどね。
この頃が、一番私の中で、「 Iさん」との関係が、 険悪だった頃だろうなぁ・・・。 向こうはそうは思ってなかったと思うけど。
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