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人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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My追加

2008年12月10日(水)
年下の「彼」

私の移動が正式に決まって、
私はついに「 I さん」のいる営業所に行った。

『話しずらいなぁ・・・。』

って、最初の頃は思ってた。
自信がある感じで、なんでもはっきり言うし。
正直、ムカッとする事もあったし。

見た目は良いし、仕事は出来るし、
そりゃ自分に自信があるんだろうなって、
いつも遠くに感じていた。

おまけに、仕事の用事で、「 I さん」と、
他の営業所に行くと、いつも女性社員に囲まれてて、
知り合い多いのね・・・、つーか、女に不自由してないんだねぇ・・・。
って、やっぱり遠巻きに見てた。

「 I さん」はもともと東京の営業所にいた人で、
だから、いかにも都会の人って感じ。クールでドライ。
私は、地元も、大学のあった所も、今いる所も、
ずっと田舎。
私のちょっと田舎者っぽいトロイペースが、
イライラするんだろうなって、思ってた。

でも、別に良いやって思ってた。
私は、一ヵ月後にその営業所から、
取引先の会社に出向する事が決まっていたから。

その営業所にいるのは、少しの間で、単なるつなぎ。
一ヶ月我慢していればいいんだ。

その営業所には私より2コ上の、ほんわりした感じの、
優しそうな男性社員「Yさん」がいるんだけど、
その人とは、歳が近いせいもあって、なんとなく仲良くなった。

んで、ある日、「Yさん」と帰りが一緒になって、
駅まで歩きながらいろいろ話した。

Yさん 「もううちの職場に慣れた?」
私  「えぇ・・・、まぁ。でも『 I さん』には、注意されてばっかりですけどねぇ。」
Yさん 「まぁ、『 I さん』はしっかりしてるからねぇ。
    そうそう、『 I さん』て、いくつだと思う?」
私  「私より年上ですよね?30前半くらいですか?
    『Yさん』と同じくらいですよね?」

私がそう言うと「Yさん」は爆笑した。

私  「どうしたんですか?」
Yさん 「それ聞いたら『 I さん』ショック受けるよ。『 I さん』は
    オレよりずっと年下だよ。翼さんよりもね。」
私  「えぇぇぇぇ〜〜〜!!??」

なんと、「 I さん」は、まだ20代半ば、私よりも、3つも年下だったんだ。

私  「私って、3つも年下の人に日々ダメだしされてるんだ・・・。
    ショック・・・。」
Yさん 「まぁ、オレだって同じようなもんだよ。」

この時、正直ムカついた。
何にって、「お前、年下だったのかよ!?」って。
「偉そうな事ばっかり言いやがって!」って。
「明日からは、こっちも強気でいってやる!」

・・・。私、単純です。

まぁ、年下だろうが、年上だろうが、上司は上司だけどね。

この頃が、一番私の中で、「 Iさん」との関係が、
険悪だった頃だろうなぁ・・・。
向こうはそうは思ってなかったと思うけど。





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