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No-Mark Stall *




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会話とか。 | 2006年07月20日(木)
「陛下」
「何だ」
「今まで耐えて参りましたが、そろそろ私も限界です」
「何だその、うちのが実家に帰らせて頂きますと脅しをかける前置きのような言葉は」
「真実の愛を取り戻したいのでお暇を頂戴致したく思います」
「頭大丈夫かお前」
「もうすぐダメになりそうです」
「既にダメになってることに気付け」

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「ねえ聞いてちょうだい。あのひとったらひどいのよ」
「遠距離恋愛中の身としては痴話喧嘩などのろけにしか聞こえないんですが王妃様」
「だって私はこんなにあのひとのこと好きなのにこっちのことなんて全然見てくれないのよ」
「五歳のときに一目惚れして以来、仕掛け続けてついに力技で結婚まで持ち込んだ挙句子供まで産んだあなたに今更何の不満があるんですか」
「人間向上心失ったらおしまいよ。ああもう、初恋の女ってそんなにイイものなのかしら」
「自分振り返ってみりゃいいんじゃないですか」


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固まり始めたのでそろそろ話が書けそうです。
その前にあっち終わらせないといけないんですがorz
written by MitukiHome
since 2002.03.30