ゼロの視点
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本日はゲイパレードの日。毎年、用事があったりしてなかなか見学すらする機会がなかったが、今年はパリにいて、おまけに何も予定もなかったので、繰り出してみた。そして、その延長で、深夜は10年来の友人で、バリバリのドラァグクイーンであるPGのお供として、わしら夫婦&友人MCの4人でマレ地区界隈を練り歩いてみた。
今晩のPGのテーマは、敏腕社長秘書グラディス(Gladys )嬢という役どころでのキャットウォーク。PGの徹底した衣装選びのセンスは、超一流かつ、辛辣なユーモアもきちんと盛り込んであり、これを拝見させてもらうだけでも、楽しいのだが、なおかつ、ウルトラピンヒールを女性以上に見事に石畳で履きこなし、エレガントに歩く姿は、一見の価値アリ。
きんきらきんでド派手に着飾った、ファンタスム溢れるドラァグクイーンが多い中、秘書グラディス嬢の姿がかえって目立つ。グラディス嬢のちょっと後ろを歩いているのだが、通り過ぎる人、通り過ぎる人がグラディス嬢に目が釘付けになり、そんな人たちの反応に、私の目が釘付けになるほど。
『美しすぎます、マダム♪』とか、『マダム、一緒に写真をお願い♪』など、あちこちから声をかけられ、喜びまくっているグラディス嬢。これらのやりとりをルポルタージュするように、一眼レフで連写していく私。
歩きつかれたらちょっとカフェで一杯やって、またキャットウォークというパターンを繰り返しているうちに、午前3時過ぎ。もっといてもよかったのだが、一緒にいたMCが疲れたとのことで、早めに引き上げることになったのがちょっと残念だったのだが・・・・・・。
キメポーズのグラディス嬢
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