風にふわりと 〜こころのすきま〜
鳥の声がはじけるように窓から入る また時は流れて わたしは一日を生きようとしていて 失ったものの大きさに 間をすりぬける風で気づく やさしい気持ちや いとしい気持ち 心配されることや 大切にされること ただ在るだけで そこに生まれる安心感 数え切れないほどのものが 何もしなくても 与えられていたんだ やさしさやいとしさ ためこんだ不安に対して わたしはいつも何を返していただろう 戻らない時間を想いかえしても 取り返すことは出来ないなんて知っている けれど どうしても考えてしまう わたしは きっともっとやさしくできた 不器用だからなんて言い訳はできない 明日も続くと想っていたのは浅はかだった けれどただ これだけはわかっていてほしい ずっとずっと 側に居てほしかった なくな 君はひとりじゃない ゆくときは 明日の方角へ なくな 君はひとりじゃない ゆくときは 皆の想いを連れていけ なくな 君はひとりじゃない 皆が君を愛していた 2005年09月04日(日)
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