月香の創作ノート
水瀬 月香



 宝物・・・オリジナル

キラキラと手の中で光るガラス玉

私以外の人には全く何の価値もないただのガラクタ

でも私には大好きな人から貰ったたった1つの宝物


あの人にとってさえ何の意味もなく

ただ私に投げ寄越しただけのガラス玉

それでも私には涙が出るほど嬉しい事でした

それでも私には哀しいほどに大切な宝物でした


アナタの関心がかけらほども私の上にはないと知っていても

それでも私はアナタが好きなのです

アナタの声を聞きその姿を見るだけで心が踊るのです

何気ない挨拶でさえそれが私に向けられたものならば

それだけで無上の喜びを感じられるのです


あぁ・・・、アナタ

アナタの心の中のほんの片隅で良いのです

私の居場所を下さい

それが私にとって何よりも大切な宝物になるから・・・

2002年07月14日(日)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加