ジョージ・エルスの日記...ジョージ・エルス

 

 

地の塩(ザ・ソルト・オブ・ジ・アース) - 2004年08月02日(月)

5歳になる息子のお誕生会。彼のインターナシ
ョナルスクールのクラスメイトが20人以上集
まってくれた。

学校での毎日の事を母親に話し、それを同じく
毎日報告してくれる妻のおかげで、僕は彼らの
事をよく知っている。

もちろん、彼らのほとんどは僕のことを知らな
いが。


彼らをみていると、世界中には多種多様な人種
や宗教の人達がいるものだ、と驚かされる。


アイルランド人を両親にもつジャステイン、
韓国人が両親のステラなど、日本やマレーシア
にとっての外国人は特に珍しいことではない。


母親がブラジル人、父親はイギリス人のジョン、

母がアフリカ人で父がとオランダ人のショーン、

両親がそれぞれマレーシアアン・チャイニーズと
ベルギー人のマーカスなど。

彼らの民族的アイデンティティーはどんなものな
んだろう、と心配になるくらいだ。



最近は英語力の強化を目的に、夫の赴任期間の間
だけでもインターナショナル・スクールに我が子
を通わせる、という日本人も数多い。

ある日本人の子が泣きながら、両親に訴えたという。

「どうしてパパとママはどっちも日本人なの? 
 みんな、パパとママの国がちがうのに!」


この子の世界観は両親の国が違う事が当たり前だ、
という事らしい。

そこには民族に対する偏見が全く存在しない。
 


この子達が生きる未来の世界は、一体どんなものに
なるだろうか。


人種や宗教への偏見のない、多種多様なものを受け
入れることのできる、なかなか素晴らしいものであ
るようにも感じるのだが。







    *今回のタイトルは、エンピツで日記を書いておられる
       薫さん からのご指定です。
        ↑お名前をクリックすれば彼の日記に移れます。

     *先日、彼がご自分の日記タイトルを募集され、
      「陸と海の世界」というタイトルを先に指定させていた
      だきました。(彼の7月30日(金)付日記がそれです。)
      
           





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